2012年1月3日火曜日

新しい人生を送るのに最善の方法は、「過去のXXを許し、やり直すこと」だ。

年末にみた「New Year's Eve」という映画(もう、年あけてしまったけど、30歳以上の人にオススメ)の中の台詞で、そんな台詞があった。

確か、「新年を迎えるにあたり、何か、新しいことにチャレンジするのもいいけど、みんなにできることは、許し、そして、やり直すことじゃないかしら」とか、そんなスピーチだったような気がする。

よく、新しい自分とか新しい人生を送るためには、ってことで、「旅に出る、起業する」とか何しろ、「新しいことをする」ことがワンサカ書いてある。

しかし、実際には、それを実行しても、「なにか、モヤモヤしたもの」はぬぐえない。それは、過去のXXがあるからだ。それから逃避したいので、新しいことを探すんだけど、どれだけ、新しいことをしても、過去のXXを解決しないと、心の底から新しい自分にはなれないと思うのだ。

どうだろう。「許すこと」というのは、生きていくにあたり、非常に大切なことだと思う。


もう一つ。最近、本から学んだこと。

「自分を裏切らないこと」だ。説明しよう。

もし、貴方が結婚していて赤ちゃんがいるとしよう。そして、貴方は仕事をバリバリとして、成果もだし、だから疲れてもいる。そんなときのシチュエーションとして、

1 夜中、赤ちゃんが泣き出す。
2 貴方は、(嫁も24時間子守で疲れているので、自分が赤ちゃんの相手をしようと思う←嫁を思いやっている
3 しかし、赤ちゃんは泣き止んだ。
4 しばらくして、また、赤ちゃんが泣き出した。(貴方は、自分の疲れもあり、また泣き止むのではないか、な、とも思い、しばらく待ってみることにする。←放置してしまう)
5 赤ちゃんは泣き止まず。そのうち貴方は(こんなに、赤ちゃんが泣いているのに、よくも、寝ていられるな、と嫁に腹を立てる

どうだろう、赤ちゃんを育てたことがある人は、誰しもが、経験したことがあるのではないだろうか。

人間の心理とは不思議だ。
1 まず、自分(の良心)に従い、嫁も疲れているだろうから、自分が赤ちゃんの面倒を見ようと思う
2 自分(の良心)を裏切り、赤ちゃんを放置したのは、自分である。しかし、その瞬間、人間というのは、その責任転嫁先を探し、自分の嫁に向けてしまうのだ。

最初は、嫁を思いやっているのであるが、「自分(の良心)を裏切った」瞬間に、嫁を悪者扱いするのだ。

自分を裏切らない行動をしよう。そうすると、しっとりとした幸せな生き方ができる。