2011年3月9日水曜日

高速、廉価、冗長構成のストレージ(当社の場合)

現在は、サーバに直付のハードディスクを使っています。色々と教えていただき、自分なりの結論をだしました。
もし、廉価な冗長構成かつパフォーマンスを重視するシステム構成を考えている方は、少しでも参考になればと思います。

x86サーバというのは、ディスクこと冗長性(RAID)はあるものの、他はシングルポイントです。
なので、まず、
・2台以上のx86サーバでLBにてバランシングすること
・ディスクコントローラーは、デュアルのものにする。
・ディスクコントローラーは、アクティブスタンバイではなく、アクティブアクティブの構成とし高速処理ができるものとする。
・RAIDは、廉価より高速処理を優先し、RAID10とする
・ディスクは、高速処理を優先し、小容量高回転の146GBの15000rpmとし、ディスク本数を増やし、ディスクアクセスがボトルネックにならないようにする。
・ディスク種類は、廉価を優先し、FCディスクではなく、SASディスクとする。
・ディスクコントローラーは、できるだけ、キャッシュ容量のおおいものとする。
・ディスク配置を分散させるため、ボリュームごとに領域をわける
・ボリュームごとに、ディスクコントローラーを設定し、ディスクコントローラーが、アクティブスタンバイではなく、アクティブ・アクティブに動作するように設定する
・バックアップディスクは、廉価を優先し、2TBのSATAディスクとし、RAID5または、RAID6とする。
・ストレージは、hp社の最廉価なP2000にする。
・1台のp2000に接続するシステムは、限定し、システム別に、P2000を導入し、ディスクコントローラーのキャッシュがボトルネックにならないようにする。高価なストレージを1台使うのではなく、廉価なストレージを複数台使うほうがよい。
・サーバとストレージの接続は、FCとする。現段階では、iSCSIはスイッチが高価すぎるし、SASよりは、FCのほうが高速である。

これが、今日段階でhp社の製品であれば、一番、高速かつ、廉価であるという結論に至りました。