2011年2月6日日曜日

IT業界の常識となっているが、実は、ウソ八百な事(データセンターは、本社に近いほうがよい)

どの時代、業界にも、「常識」というのもがあるが、実は、間違ってみんな信じているものがある。そういう、システム業界の残念な常識を紹介しよう

「なにか障害が起こったときに、システム担当者が駆け付けられる場所にデータセンターを借りたほうがよい」

これは、企業側のITの人間もほとんどが、そう思っている。

私が2年前に、本社内にあったサーバを外部のデータセンターに移管しようとおもい、データセンター選定の検討にはいったのだが、
社内の人間、社外の人間、ほとんどの人間が、
・データセンターは、駆け付けられるとこで選定しないとイケナイ
という。

私が、「じゃあ、聞きますけど、あなたの経験で、アプリケーションシステムエンジニアが、データセンターにいかなくてはイケナイ障害って、過去にありましたか?」
と聞くと、「いやーー、、、、、そういえば、ないですね」となる。データセンタにいくときは、ハードウエア故障だけで、ソフトウエア不具合の場合は、データセンターにいく必要がないのだ。リモートでログインするのだから。リブートが必要なときは、HPでいうと、iloでリブートもできる。

みんな、「なんとなく、不安だから」ということなのだ。

データセンターは、地方が圧倒的に安い(当たり前だ。地価が段違いに違うのだから)。地方がいいですよー。データセンターは。