この週末は、福岡で、AIP(特定非営利活動法人 高度IT人材アカデミー)主催のクラウド3daysがあり、林さんと話す機会があった。
林さんは、ITジャーナリストで特にアップルについては、神のような存在だ。
今回、林さんの講演を聞き、直に話しあい、感じたことがある。何について、話していたかというと、ソニーの話しとか、日本のモノづくりの話しとか、企業改善の話しとかなんだけど。
彼は、企業理念のレイヤーとか、そういうレベルでの改革の必要性を感じているんだと思う。iPhone4の「すべてを変えていきます。もう一度」のように。
林さんは、多分オタクなギーク的なことも好きで詳しいけど、企業戦略レイヤーの改革などの想いも強くもっているんだと思う。
で、これは、勝手な私の想像なのであるが、林さんの取材先というのは、基本的には、その道のエッジな人、経営者など、なんだと思う。
そういう人と、毎日のように接していると、自分が取材先の人の体験を疑似体験をし、自分の思想に優れた人たちの思想が練りこまれるんだと思う。
なんかの本で読んで、その通りだと思ったコトを紹介すると
「あなたの人生は、あなたが一番接している5人と同じ人生を歩みます」
というものだ。家族、友人、会社の同僚関係なく、一番接している5人と同じ人生。同じ人生というのは、
・5人とも、サラリーマンであれば、あなたもサラリーマン
・5人とも、ベンチャーの経営者であれば、あなたもベンチャーの経営者
・5人とも、独身であれば、あなたも独身
・5人とも、大金持ちであれば、あなたも大金持ち
そういう意味で、エッジな人や素晴らしい商品を作っている経営者にインタビューをしていると、自分も同化していくんだと思う。
自分が尊敬する人、好きな人、そんな人がいれば、もっと、自分からタッチしてみてはどうか。少しづつ、人生が変わってくると思う。