経営者で、せっかちじゃない人っていないんじゃないかと思う。
誰しも、思いついたアイデアは、即座に実行したいと思うものだ。
柳井社長語録にも、
・Aという施策を実施してください。明日の午前中には、全店舗してください。
とか、そういう語録があるそうだ。
特に、難解なものは別として、ビジネスの基本動作となる施策に関しては、より、強く、何故、とっととできないのか!と、経営者は思う。
一方で、経営者は、我慢している。あまり、急かしてもイカンなと。
このあたりのサジ加減は、難しい。アクセルとブレーキの踏み具合とモチベーションの関係は、なかなか、単純ではないからだ。
また、スピードという点では、スピードを上げることにより、労働生産性を向上させることが、どんな設備投資よりも、企業の生産性を向上させるドライバーであることを経営者は、心の底から認識している。
労働生産性というのは、向上する余地が随分ある。うまく、作業スケジュールをくめば、5倍くらいには、すぐになる。今まで、5日かかっていたことは、1日で完了する。今まで、5ヶ月くらいかかっていたことは、1ヶ月で完了できる。
私も、無駄を排除し、生産性の高い仕事に驀進していきたい。