今日は、IT委員会で、ツイッターなど、新しい取り組みについて、説明をして欲しいということがあり、ツイッター、iPhoneなどを説明。
ツイッター、iPhoneなど、新しいメディアに挑戦できているのは、東急ハンズの企業文化がある。
新しいことにチャレンジしている姿というのは、ハンズにあっているのだと思う。また、経営陣のトップも「容認」ではなく「積極的支持」のレベルであることも非常に嬉しい。
この手の新しい事をはじめるにあたり、「効果は?」ということが企業である以上必ずついてまわる。
こういう先進的取組の効果は、「目の前の売上」ではなく「企業ブランディング」の効果の方が高い。
iPhone、ツイッターなどの取り組みは、多くのメディアにも取り上げられ、東急不動産グループのIT委員会でもトピックになるくらいだ。
ただ、私は、企業ブランディング向上とか、そういうややこしいことを考えてやっているのではない。
単純に、お客さんが喜ぶ、あるいは、「ほー、ハンズ、なかなか、やるじゃん」と思ってくれるのではないかと思い、ワクワクしながら、やっているのだ。
ただ、企業ブランドということで思うのは、企業ブランドとは、企業活動そのものだと思うのだ。「イメージ広告」などでブランドイメージを高めるのは、賛成できないし、意味がない。
私は、就職活動の講師を長年やっている。そこでも同じことが言える。
Aさん:「私は、リーダーシップがある性格です」←イメージ広告
Bさん:「私は、ラクビーの全国大会優勝チームで主将をやっていました」←活動実績を言っているだけ
当然、採用されるのは、Bさんだ。
現場の企業活動が、企業のイメージを顧客に抱かせ、真のブランドとなるのだと思う。